超小型Bluetoothイヤホン Earinは異次元の開放感
前に買ったAnkerのBluetoothイヤホンSoundBuds Sport NB10に続き、またBluetoothイヤホンを買った。
完全ワイヤレスBluetoothイヤホン Earinを買った
iPhone7でも有線のお気に入りイヤホン(ゼンハイザーIE80)を使おうと思ってたんだけど、Lightning-イヤホンジャックアダプタが思ったより邪魔くさかった。イヤホンジャックがL字だと結構かさばる。
ジョギング用に買ったAnkerのBluetoothイヤホンでワイヤレスの開放感を思い知ったこともあり、買っちゃった。
前々から気になっていた超小型Bluetoothイヤホン、Earin。左右のイヤホンをつなぐケーブルもない、完全なワイヤレス。
ちょうど今日、マイナーチェンジ版のEarin M-1が発表されていた。
パッケージデザインをリニューアルしたほか、新たにブラックカプセル版をラインナップに追加。さらに希望小売価格を従来の税別29,800円から税別24,800円に値下げする。
耳栓のような超小型Bluetoothイヤホン「EARIN」が税別24,800円に値下げ | マイナビニュース
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Earinのイマイチなところ
買ってから2週間くらい毎日使っているが、正直イマイチなところも多い。
Bluetooth接続が不安定で音飛びする
ペアリング自体が切れることはないが、Bluetoothの接続が不安定で、結構頻繁に音が途切れる。周囲の影響を受けているようで、人混みの中とか移動中は途切れやすい。
たまにペアリングされない
ケースから取り出すと勝手にペアリングされるようになってるんだけど、たまにペアリングされない時がある。この場合、一度ケースに入れてから取り出す必要があり、かなり面倒。
ペアリングされてないことに気づかず、本体から音が出てしまって慌てることも…。
落としそう
有線だったらスマホや音楽プレイヤーとつながっているし、ワイヤレスでも左右がつながっていれば首にかけておくこともできる。しかし、Earinは左右完全分離なので、耳から外すと何ともつながっていない完全にフリーな状態になる。ちょっと手からすべると地面に一直線。
落としそう、というか、実際に一回落とした。歩きながらケースにしまうのは危険なのでやめたほうがいいです。本当に。
Earinのイイところ
音質は(意外と)普通
小さいしBluetoothだし、音質には期待してなかったけど、そこまで悪くない。移動中に聴くぐらいなら問題ないレベルだと思う。
あくまでも「悪くない」というレベルなので、過度な期待は禁物。同価格帯の有線イヤホンと比べてはいけない。
フィット感がいい
普通のカナル型なので自分の耳にはいい感じにフィットした。耳から落ちそうになることもない。
ケースがかさばらない
ケースがスティック状で小さく、ポケットに入れても邪魔にならない。他のワイヤレスイヤホンはケースが丸っこくて大きかったりするものも多いが、コイツはケースまで小型。
本体の電極のデザインがうまい
これはまあどうでもいいところなんだけど、ケースに入れたときに充電するためについている本体(イヤホン)側の電極が「e」の形でロゴっぽくなっていて、うまいことデザインしたなと感心した。
最初の写真の金色の部分ね。
Earinの最高なところ
左右分離の完全ワイヤレス!
これに尽きる。
どれだけイマイチなところがあっても、完全ワイヤレスの体験は一度味わうと有線には戻れない。
AnkerのBluetoothイヤホンを使ったときもiPhoneとつなぐケーブルがなくなってかなりの開放感だったけど、左右のイヤホンをつなぐケーブルがなくなって完全ワイヤレスになると、さらに開放的になった。
想像してたよりも違う。ケーブルなんていらんかったんや!という感じ。
超小型!
AppleのAirPodsもそろそろ発売になるし、完全ワイヤレスイヤホンはこれからどんどん増えてくると思う。ONKYOも高音質を謳うW800BTを出したし。
それでもイヤホン自体のサイズという意味では、Earinの小ささはしばらくトップレベルだと思う。AirPodsのように多機能ではないし、ONKYOのW800BTより音質は悪いかもしれないが、小さいは正義。
未来はこれだ
AppleがiPhoneからイヤホンジャックをなくした意味が分かった。完全ワイヤレスは異次元の開放感だ。未来はこれだ。
充電しなきゃいけないものが増えてしまうのは残念だが、イヤホンのワイヤレス化の流れはきっと止まらないだろう。
高いし、イマイチなところもたくさんあるけど、未来を感じたいガジェット好きにはたまらない逸品だと思う。