Googleの行動ターゲティング広告の問題点と無効にする方法
ジーニアス・カンパニー、Google
Googleといえば天才的なエンジニアたちが、その天才的な頭脳で、天才的なアルゴリズムを開発している企業。ジーニアス・カンパニー、それがGoogle先生だ。
が、最近いろんなサイトに貼られているGoogle Adsenseの広告を見てると、あまり天才的なアルゴリズムの感じがしない。
Googleの広告は、ユーザーのこれまでの検索などの行動履歴をもとに表示される。行動ターゲティング広告という手法だ。パーソナライズド広告と呼ばれる場合もある。
行動ターゲティング広告(こうどうターゲティングこうこく)とは、広告の対象となる顧客の行動履歴を元に、顧客の興味関心を推測し、ターゲットを絞ってインターネット広告配信を行う手法。例えば、旅行関連のページを最近訪れたことがあったり、航空会社の広告をクリックしたことがあるユーザーは、「旅行」というジャンルに興味関心があると判定し、「旅行」関連の広告を配信するといったもの。
行動ターゲティング広告 - Wikipedia
この行動ターゲティング広告、ユーザー側から見るとむしろデメリットばかりなんじゃないかという気がする。行動ターゲティング広告の問題点と、無効にする方法について書きたい。
行動ターゲティング広告の問題点
1. 同じ広告ばっかり表示されてウザい
このブログのドメインを取得するためにお名前.comに何回かアクセスして以来、お名前.comの広告ばっかり出てくる。以前にも、ちょっとマンションについて検索したら、しばらくマンションの広告ばっかり表示されていた。
もういいよ、見飽きたよ。
確かにお名前.comには一時期頻繁にアクセスしていたけど、もうドメインは取得し終わっている。どれだけお名前.comの広告を出されようが、クリックすることはない。
すでに問題が解決したかどうかを判断しないといけない。
…なんてことはGoogleの天才エンジニアたちは百も承知なんだろうけど、現状ではかなりウザい。
2. 見られたくない広告が表示されて困る
同じ広告ばかりでウザい、というだけでなく、過去の履歴をもとに広告が表示されるとマズい場合もある。
転職しようとしてるのがバレる!
リクナビNEXTとかDODAとかの転職サイトにアクセスしてると、そういうサイトの広告がバンバン表示される。
なにかの拍子にそんな広告が現職の上司や同僚の目に触れると、「あ、コイツ転職しようとしてるな」とバレてしまう。これは困る。非常に困る。
秘密の趣味がバレる!
人に言えないような趣味のひとつやふたつ、誰にだってある。あんなことやこんなこと、あるでしょ?
こっそり検索してた秘密の趣味の広告が思いっきり表示されてしまう。これも困る。非常に困る。
そういうことを検索・閲覧する場合はブラウザのシークレットモードを使えばいいんだけど、いちいちモードを変えるのもめんどくさい。
行動ターゲティング広告を無効にする方法
ということで、そんな困ったちゃんの行動ターゲティング広告は無効にしてしまいましょう。
特に裏ワザとかそういうものではなく、Googleが公式に紹介している設定なのでご安心を。公式の説明ページはこちら↓。
広告設定から無効にするだけ。
ユーザーの興味や関心に基づく広告
というのをオフにすればいい。ログイン状態とログアウト状態それぞれで設定できる。
これで、「どのサイトでも同じ広告ばっかり地獄」から解放!
※広告自体は表示されます。