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テレビ版カイジのTBS公式サイトの文章に福本成分が足りない

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圧倒的不足・・・!

テレビ業界初だという漫画のバラエティ化、題材が『カイジ』、さらに『水曜日のダウンタウン』や『クイズ☆スター名鑑』の藤井健太郎さんが演出を手がけるということで、期待が膨らみまくっているTBSの年末特番『人生逆転バトル カイジ』(2017年12月28日22時放送)。

カイジをテレビ番組にするという悪魔的発想。

久しぶりにテレビ番組にワクワクしていたのだが、TBS公式サイトの出場者のプロフィールを見てがっかりした。

出場者の顔ぶれはいい。キャッチコピーもいい。

問題は出場者を紹介する文章だ。

“ノンフィクション系地下2階アイドル”大浦 忠明(おおうらきらら)さんの紹介文を引用しよう。

ドキュメンタリー番組への出演をきっかけに
ネット上で大きな話題を呼んだ、女性の心を持つ40歳の地下アイドル
知人や会社から裏切られ続け…膨らんだ借金額は500万超
そして起こした自殺未遂…
借金を返済して、ボロボロになった心と身体を直したい!
出場者:人生逆転バトル カイジ|TBSテレビ

へたっぴ・・・!

豊田真由子元議員なら「ちーがーうーだーろー!」と叫ぶし、ダイアン津田なら鈴木雅之のマネをして「違う違うそうじゃない」と歌うはずだ。

圧倒的不足・・・!
足りない・・・!福本成分・・・!

なんだ、この普通のテキストは。こんなことでいいのか。

全然足りないよ、福本成分が。全然におってこないよ、福本臭が。

欲を言えば背景画像にはボロボロになった交通誘導ロボット・太郎を使ってほしいところだが、そこまでは望まない。あれは黒沢だし。

ちょっと使うだけでいい・・・!倒置法・・・!

ボロボロになった心と身体を直したい!

直したい・・・!ボロボロになった心と身体・・・!

ね!?ね!? 起きたでしょう?福本革命・・・!

が・・・ 期待っ・・・!

お分かりいただけただろうか?

福本漫画を愛する者は、ヒリヒリするストーリーや斬新なルールのギャンブルだけを愛しているのではない。

擬音やセリフ、ナレーションから滲み出ている福本臭を愛しているのだ。

最初はくさいのにいつしかハマってしまう、漫画界のドリアンやシュールストレミングのような存在。それが福本伸行先生だ。ドリアンもシュールストレミングも食べたことないけど、多分そんな感じだ。

…と、勢いでなんかいろいろ書いたけど、楽しみなのは変わらない。私のようなアホみたいなファンにいろいろ言われるのが分かったうえでの挑戦。それだけで素晴らしい。

期待してます。

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