東京電力さん、重要書類の名目で広告を送りつけるのはやめて下さい
東京電力から届いた大切なお知らせ
郵便ポストに東京電力から大きい封筒が届いていた。
太字で『重要書類在中』、さらに赤い字で『電気料金とガス料金についての大切なお知らせ』と書かれていた。
「東京電力からガス料金のお知らせ?」とは思いつつも、少し前にクレジットカードの不正利用の被害にあってしばらくクレジットカードの引き落としができていない期間があったので、電気代が未納になっちゃったのかな?と思った。
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それなら早めにに払いにいかないといけないと思って、部屋に入ってすぐに封を開けた。
東京電力よ、お前もか
中に入っていたのは、『「電気・ガス」おトクなセットプランのご案内』。
電気もガスも東京電力で契約したらお得になりますよ、というチラシ。
何の事はない。ただのダイレクトメールだった。
…これはヒドい。
正々堂々と広告だと明記して送ってくるなら別にいいし(それも邪魔くさいけど)、百歩譲って『電気料金とガス料金についての大切なお知らせ』という記載は間違いないにしても、こんなチラシは決して『重要書類』ではない。
あからさまなダイレクトメールだと中身を確認せずに捨てる人が多いんだろうが、こんなやり方で開封率を上げても東京電力に対する心象を悪くするだけだ。
「お、オトクな情報じゃん、ラッキー!」と思う人が0.3%くらいいて、その中には東京電力の思惑どおりセットプランに加入する人もいるかもしれない。が、大多数の人は「騙された」と感じるんじゃないかと思う。長い目で見たら東京電力にとってはマイナスだろう。
ヨドバシカメラに冷蔵庫を買いに行ったら家電売場が携帯会社の販売員だらけだったのを思い出した。
我が身を省みる
このサイトも広告をベタベタ貼っているし、Amazonのアフィリエイトリンクを使うこともある。
東京電力さんにイラッとさせられたと同時に、読んでくれた人に騙されたとは思わせないように気をつけようと我が身を省みました。
もしかすると、「目先の小銭に目がくらんで広告ばっかり貼ってると、この封筒を受け取ったアナタのように読者の方を失望させちゃうかもよ」というでんこちゃんからのメッセージだったのかもしれない。
それなら確かに重要書類だ。
ありがとう、でんこちゃん。