Google Home Miniの意外と便利な機能と使い方
Googleのコンパクトなスマートスピーカー(AIスピーカー)、Google Home Mini。
発売日に即購入して1ヶ月半ほど使って分かった、意外と便利な機能とその使い方を紹介したい。最初に書いておくと、まったく派手じゃない、「そんなもんかよ」みたいな地味なヤツばっかりです。
買ってすぐに書いた感想・レビューはこちら。
設定
機能の前に設定をひとつ。
初期設定では「ねぇ、Google」または「OK, Google」と話しかけても何も音が鳴らない。本体のLEDは点灯するが、遠くからだと見えないので認識されているかどうかが分からない。
スマホの「Google Home」アプリから、
左上のハンバーガーメニュー(三)
→ デバイス
→ Google Home Miniの右上の「…」
→ 設定
→ 「ユーザー補助機能」
で、「リクエストの開始時・終了時」の効果音(通知音・操作音)をOn / Offできる。
ちなみに、この設定を有効にしているとたまにテレビの音声とかを誤認識してピコーンと鳴ることがある。最初のうちはびっくりするので注意。
「なんで今ので反応したの?」みたいな誤認識もあってちょっとおもしろい。
現在時刻
さて、イチオシの機能がこれだ。現在時刻。
「時計見ろよバカ」とお思いだろう。そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
だがちょっと待ってほしい。少し私の話を聞いていただきたい。
例えば、夜中に目が覚めちゃったときや目覚ましのアラームが鳴るまえに起きてしまったとき。こんなときに現在時刻を確認しようとする場合、これまでならスマホを手に取って確認したり、ちょっと頭を上げて時計を見たりしていただろう。
今はベッドの中から 「ねぇ、Google。今何時?」 と話しかけるだけ。
布団にくるまったままピクリとも動かずに時間が分かる。手を伸ばす必要もないし頭を動かす必要もない。今の季節これはうれしい。
スマホ画面の明かりで目が冴えてしまうこともない。「Google先生、ありがとう」という気持ちになる。
…と、ここまで書いて思ったけど、スマートスピーカーって寝たきりの老人とか動けない病人の方にはすごく便利かもしれない。
天気予報
そして天気予報。
「ねぇ、Google。今日の天気は?」「今雨降ってる?」 とか聞くと、家(Google Home Miniが置いてある場所)の周辺の天気を教えてくれる。これもありきたりな機能だが、支度しながらサクッと聞けるので使用頻度が高い。
特に便利だと思うのが、外出先の天気を知りたいとき。
スマホのお天気アプリの場合、家や職場など登録している場所の天気はすぐに確認できるが、外出先の天気はイチイチ地名を入力しないといけない。
こんなときは 「ねぇ、Google。渋谷の今日の天気は?」 みたいに地名を入れて聞くとOK。
「今週雨降る?」 とかで教えてくれる週間予報も便利。
タイマー
公式サイトで最初に紹介されている機能、タイマー。
「タイマー3分」 と言うと3分のタイマーが開始される。秒単位でもOK。
ちょっと10分位休憩しようかな、みたいなときに使っている。 「あと何分?」 と聞くと残り時間を答えてくれるのがいい。
取り消しは 「タイマーキャンセルして」 。
アラームが鳴ったあと止めるのがちょっと面倒。 「ねえ、Google。ストップ」 と言うと止まる。
近所の店の営業時間確認
「〇〇(店名)の営業時間は?」 と聞くと答えてくれる。
ラーメン屋でもスーパーでも、Googleで検索したときに住所とか営業時間が表示される店は対応している。定休日も教えてくれるので、「あれ?あの店、今日は休みだっけ?」みたいなときに聞く。
スマートスピーカーの現状
ここまで書いたように、購入から1ヶ月半ほど経って実際に使っているのは地味な機能ばかりだ。
Google Home Miniに限らず、現状のスマートスピーカーは生活を一変させるほど便利なアイテムではない。できることはまだまだ限られているし、これから一気に増えるということもないだろう。「スマホでやったほうが早いじゃん」と思うような機能も多い。
が、正直1週間くらいで飽きると思って買ったので、意外と使えてるなという印象。
ものすごく期待して買うとガッカリすると思うが、新しいモノ好きならしばらく遊べるし地味に便利なので、オモチャとしてはとてもおすすめ。
ところでAmazonさん、私はAmazon Echo Dotをいつ買えるんでしょうか。10年近くAmazonプライム会員なのに一向に招待メールが届きません…。