Mura Masaのライブ@恵比寿LIQUIDROOMが最高だった
Mura Masa、最高
UKの若き天才ミュージシャン、Mura Masa。
単独では初となる来日公演に行った。2018年1月5日、恵比寿リキッドルーム。
良かった!
M1グランプリ一組目後の上戸彩のコメント風に言うのならば、現時点で第一位。2018年ベストライブ。
新年早々にもかかわらず、チケットは売り切れで満員。盛り上がりまくりだった。
セットリスト
セットリストは以下の通り。
- Messy Love
- Nuggets
- If It Ain't You
- 1 Night
- Nothing Else!
- Helpline
- All Around the World
- Lotus Eater
- Hell
- Low
- Night Swimmers (Foals cover)
- Are U There?
- Second 2 None
- Who Is It Gonna B
- What If I Go?
- Love$ick
(Encore) - Blu
- Firefly
デビューアルバム『Mura Masa』からの曲が中心。
セットリストは以下のサイトを参考にした。setlist.fmはアンコールの曲順が間違ってると思う。
- MURA MASAを観る。新年早々に、きっと今年を代表するライブのひとつになりそうなものを体験できた。|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)
- Mura Masa Concert Setlist at LIQUIDROOM, Tokyo on January 5, 2018 | setlist.fm
渋谷陽一が来てたんですね。新人のライブもしっかり観てるのはエライな。
Mura Masaのマルチプレイヤーぶりがスゴい
すごかったのが、Mura Masaのマルチプレイヤーっぷり。
ドラム、ギター、キーボード、鉄琴(木琴?)など多彩な楽器を演奏しまくり、ところどころ自分でも歌うという無双状態。多才で多彩。
DJ / トラックメーカーのライブに行くと「音源流してるだけじゃねえか」みたいなことも多いが、今回のMura Masaはものすごいライブ感だった。
当然、ベースとなっているのはあらかじめ録音された音源なんだけど、そこにライブのドラムやギターが加わるだけで一気にエネルギーが注入される感じ。
生で見ると若いというより幼い感じすらするMura Masa(1996年生まれ!)なのに、堂々とした姿にシビレた。
BonzaiとFlissのボーカルがアツい
サポートとして参加していた二人の女性ボーカル、BonzaiとFlissも良かった。Mura Masaの演奏にさらにアツさを加えていた。
Bonzai
Bonzaiはアルバム『Mura Masa』でも「What If I Go」や「Nuggets」でフィーチャーされていたMura Masaの盟友。
この動画の人。歌ウマイ。
Fliss
そしてFliss。
音源には(たぶん)参加していないが、ライブではおなじみ。
今回は「1 Night」で登場。出てきた時に「えっ、まさかCharli XCX来たの?」的な感じで会場が盛り上がってしまっていたのはご愛嬌。
引き締まった体でステージの端から端まで動きまわり歌い踊る姿が最高にカッコ良かった。
この動画の感じ。
ちなみに、今回のライブはシンプルなライティングも良かった。逆光のときのFlissのシルエットが美しかった。
参考動画
『Mura Masa』発売時のロンドンBoiler Roomでのライブ(リリースパーティー?)がYouTubeにアップされている。50分。
演奏するMura Masaも、歌うBonzaiも、踊るFlissも観れるので、ライブに行けなかった人は是非チェックしていただきたい。
これからのMura Masaに目が離せない
ライブを観てあらためて思った。
Mura Masaはすごい。
これからもっとビッグな存在になっていくと思う。なにしろまだ若いし、伸びしろは果てしない。
2017年の年間ベストみたいなランキングではほとんど見かけなかった『Mura Masa』だけど、グラミー賞のBEST DANCE/ELECTRONIC ALBUMにノミネートされている。
ちゃんと評価されているようで何より。
…
今後はプロデューサー的な仕事が増えるのか自分の音源をどんどんリリースするのか分からないけど、いずれにせよ目が離せない。
楽しみ。