Amazon提携買取サービス・リコマースの買取価格がブックオフの倍だった
年末にクローゼットの大掃除をして出てきたDVDボックスや限定版のゲームを断舎離することにした。
結果からいうと、Amazonのアカウントで利用できる宅配買取サービス・リコマースを使ってみたら、近所のブックオフの査定価格のおよそ2倍の価格で売れた。
このリコマースがAmazonヘビーユーザーの自分にとってすごくいいサービスだったので、体験談と買取方法の説明などを書きたい。
さよなら、思い出たち…
ちなみに、今回売ったのは、
などなど。
新選組!は賛否両論あるみたいだけど、自分は大好きだ。山南さんの切腹に始まり、隊士たちがドンドン死んでいく後半は涙なくしては見れない…。
けどまあDVDは見たくなったらレンタルすればいいし、ICO/ワンダと巨像はPS3本体の方を捨てちゃった。手元に置いておかなくてもいいかな、という気持ちになって処分することにした。
ブックオフの買取価格が安い!
上に挙げた3点は中古価格もけっこう高かったので、それなりの値段で売れるのでは?という期待があった。他のDVDやCDも合わせて、10,000円は超えてほしいな、と思っていた。
で、まずは近所のブックオフに持っていった。
査定価格は…
8,500円!
…安いね。安いよ。
ブックオフだと買い叩かれるという評判のとおり、安い。さすがにこの価格だと他で売ったほうがいいなと思って、ブックオフでの買取はキャンセルした。
Amazon買取サービスがリコマースとして復活していた
とりあえずGEOとか他の古本屋に持っていってみようかな、と考えていたら、昔、Amazonの買取サービスで本を売ったことをふと思い出した。けっこういい値段で売れた記憶がある。
調べてみたら、Amazonの買取サービスは一旦終了した後、株式会社リコマースが運営するサービスとして復活していた。
買取サービス
本ページでは、幅広いカテゴリに対応した無料の買取サービスを紹介しています。Amazonアカウントでログイン後、宅配買取、出張買取を選択、買取価格を確認してからのお申込みも可能です。お支払いはAmazonギフト券になります。本ページで紹介する買取サービスならびにキャンペーンについては、「株式会社リコマース」ならびに「株式会社マーケットエンタープライズ」が提供しています。ご利用の際には、ページ下部の【重要】ご利用上の注意事項をご確認ください。
Amazon.co.jp:買取サービス
1/10で終わっちゃったけど、「Prime会員限定・買取価格20%アップ」というキャンペーンをやっていたので、とりあえず送ってみることにした。
リコマースでの買取価格はブックオフのおよそ倍!
買取の流れは後で説明するとして、肝心の買取価格はいくらになったか。期待の3点の結果は以下の通り。
- 新選組 ! 完全版 第弐集 DVD-BOX
- ブックオフ: 5,500円 → リコマース: 10,060円
- ICO/ワンダと巨像 Limited Box
- ブックオフ: 1,500円 → リコマース: 2,600円
- Sigur RosのHeima
- ブックオフ: 1,000円 → リコマース: 2,099円
その他、ブックオフでは10円とかだったCDが300円ぐらいになったりした。さらにPrime会員20%アップキャンペーンのクーポンが適用されて、トータルの買取価格は、
ブックオフ: 8,500円 → リコマース: 19,723円
2.32倍!
もし20%アップキャンペーンのクーポンがなかったとしても、
ブックオフ: 8,500円 → リコマース: 16,436円
1.93倍!ほぼ2倍!
これはすごい。ブックオフに売らなくてよかった。ありがとう、リコマース。
リコマースでの買取の流れ
リコマースでの買取の流れはこんな感じ。すごく簡単。
- リコマース宅配買取サービスにアクセスし、Amazonアカウントでログインして買取を申込む
- キャンペーンのクーポンコードがあれば申込時に入力する
- 宅配キット(ダンボール)を宅配してもらう
- 自分で用意する場合は不要
- 宅配日時は申込時に指定できる
- 商品を詰めて集荷してもらう
- 集荷日時は申込時に指定できる
- 買取価格を確認し承諾か否認を選択
- 査定結果は1点ごとに買取価格とコンディションが明示される
- 承諾の場合、メールでAmazonギフト券が発行される
- Amazonのアカウントに登録するとすぐに使えるようになる
- 有効期限は1年間
宅配用のダンボールも、集荷も、買取を否認した場合の返送料も、全部無料。ほかの買取サービスだと、10冊以上だと無料、とかの場合もあるけど、1点からでも無料。
初回のみ、郵送による本人確認が必要。これがちょっと面倒だった。
本人確認の流れ(初回のみ)
日本郵便の「本人限定受取郵便(特定事項伝達型)」という仕組みで本人確認がされる。
- 郵便局から「本人限定受取郵便特定事項伝達型(特伝型)の到着のお知らせ」という案内が封書で届く
- 以下のいずれかの方法で、身分証(免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)を提示したうえで「本人限定受取」のハガキを受け取る
- 保管郵便局に電話で時間を指定して配達を依頼する
- 以下の時間帯指定が可能
- 午前 (8:00頃~12:00頃)
- 午後1(12:00頃~14:00頃)
- 午後2(14:00頃~17:00頃)
- 夕方 (17:00頃~19:00頃)
- 夜間 (19:00頃~21:00頃)
- 配達員に身分証を提示する
- 以下の時間帯指定が可能
- 保管郵便局の窓口まで取りに行く
- 身分証と、上記「本人限定受取郵便特定事項伝達型(特伝型)の到着のお知らせ」を持っていく必要あり
- 保管郵便局に電話で近所の郵便局への転送を依頼して取りに行く
- この場合も、身分証と、上記「本人限定受取郵便特定事項伝達型(特伝型)の到着のお知らせ」を持っていく必要あり
- 保管郵便局に電話で時間を指定して配達を依頼する
ハガキを受け取った時点で本人確認は終了する。10日以内に受け取らないと本人確認できなかったことになり、買取がキャンセルされてしまうので注意。
リコマースのいいところ
あらかじめ買取価格が(ある程度)分かる
買取価格リストの検索で、あらかじめ買取価格を把握できる。
商品名やJANコード、キーワードで買取価格が検索できる。
ほかのネット買取サービス(ブックオフオンラインとか買取王子とか)だと、最近の人気作の買取価格は載ってるけど古い商品は送ってみないと分からない、ということが多い。リコマースの場合、けっこう古い本やDVDでも検索すると買取価格が提示される。これは嬉しい。
家にあった技術書やビジネス書がいい値段で売れることが分かったので、Prime会員20%アップが適用される間に15冊ほど追加で売ったら10,000円以上になった。
意外なほど高値がついていてビックリ。
査定が早い
1/7(土)の午前に集荷に来てもらって、査定完了のメールが来たのが1/9(月)の夕方。土日を挟んでこのスピードは素晴らしい。
Amazonギフト券で受け取ってすぐ使える
買取査定価格を承諾するとすぐにAmazonギフト券発行のメールが来る。本当にすぐ来る。Amazonのアカウントに登録するとすぐに使えるようになる。
Amazonギフト券に絞っていることで買取価格を高く設定できているんだと思う。
リコマースのイマイチなところ
Amazonギフト券でしか受け取れない
Amazonギフト券での代金受取はいいところでもあるんだけど、現金振込という選択肢がないのは人によってはイマイチかもしれない。
ギフト券の使用期限が1年間なので、普段アマゾンはあまり使いません、というような人にはオススメできない。
商品単位の買取承認・否認ができない
査定価格に納得できない場合、送った商品全部の買取を否認して返送してもらうしかない。1点だけ返送してというのは無理。
ただ、「いいところ」で書いたように、商品ごとの買取価格がある程度予想できるので、査定に納得できないケースは少ないと思う。買取価格の検索結果が低かったらそもそも売らなければいい。
コンディションと買取価格の目安
買取価格の検索結果は、例えば「ICO/ワンダと巨像 Limited Box」の場合、
1,684円~2,648円
検索結果|買取価格リスト|リコマース宅配買取サービス
というように幅がある。(上記価格は1/12現在のもの)
最終的な買取価格はコンディションによって決定される。検索結果の価格幅を「最低価格〜最高価格」とすると、コンディションによる買取価格の結果は、
- 非常に良い: 最高価格
- 良い: 最低価格〜最高価格のあいだ
- 可: 最低価格
という感じだった。「良い」は振り幅が大きくて、最高価格に近いものもあれば、最低価格に近いものもあった。今回売ったものには状態がひどいものが無かったからかもしれないけど、検索結果の最低価格を下回るものは無かった。
コンディションの評価は妥当で、「こんなにキレイなのに可なのかよ」みたいなことはなかったと思う。
検索結果に出てこないものは、1円か3円という結果だった。新作の場合は新しすぎて登録されていない、ということがあるのかもしれないが、古い商品で検索結果に出てこないものは、あまり期待しないほうが良さそう。
(2017/02/12追記)
検索結果に出てこないものでも、Amazonでの中古品の価格が高い場合は高額買取になる可能性があることが分かった。
買取価格アップのクーポンは?
(2017/03/12追記)
年末年始は、Amazonプライム会員限定で、買取価格20%アップのキャンペーンが行われていた。(〜2017年1月10日)
前回はAmazonの買取サービス説明ページにクーポンコードが掲載されていたけど、2017/03/12現在、新たなキャンペーンは行われていない模様。
引っ越しが多くなる年度末にまたキャンペーンがあるんじゃないかと思ってるんだけど、どうだろう?
まとめ
Amazonヘビーユーザーが、本とかゲーム、DVDを売るなら、リコマースは全力でオススメできる買取サービスだと思う。
たぶんヤフオクとかアマゾンのマーケットプレイスで売ればもっと高額で売れるんだろうけど、売買のやり取りの手間を考えると、やっぱり面倒。
手間はかけたくないけど、ブックオフで足元を見られるのもイヤだ、という人はぜひどうぞ。