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ミスチル・桜井和寿のYeahとAhとOhにシビれる名曲たち

Mr.Childrenの魅力の一つは桜井和寿が綴る歌詞。

であるが、今回は歌詞にならない叫びについて書きたい。

Yeah」とか「Ah」とか「Oh」とか。

桜井和寿の叫びには聴く者を昇天させる魅力がある。

「この曲のこの部分が最高!」というところをピンポイントでお聴かせしたいところではあるが、ミスチルの曲はYouTubeにほとんどないので各自CDまたはCDからリッピングした音源をご用意いただけると幸いです。

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天頂バスのYeah

まずは、アルバム『シフクノオト』(2004年)に収録されている「天頂バス」。

この曲は『シフクノオト』のCMに使用されていて、CMの演出で床のペンキの上に飛び込んだ桜井和寿が肋骨を骨折したというエピソードを『HEY!HEY!HEY』で話していた記憶がある。

サビの、

どんな暴風雨が襲っても

の前後で絶品の「Yeah」が聴ける。3:04〜と5:01〜。

脳天を突き抜ける桜井和寿の「Yeah」を聴くと「他に言葉なんかいらない」という気分になってくる。

そしてブリッジの最後、

だから「自分のせいと思わない」
とか言ってないでやってみな

のあとに繰り返される「Yeah」(4:34〜)。これもいい。このブリッジの部分は田原先生のギターも素晴らしい。

「天頂バス」はライブ映像が公式チャンネルでアップされている。

ライブバージョンではラストで「Yeah」を連呼していて若干しつこい感じがしなくもない。4:30〜の田原先生のギターの音がちょっと小さめなのも残念。

シフクノオト
Mr.Children
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隔たりのAh

たった0.05mm 合成ゴムの隔たりを
その日君は嫌がった

という歌詞から始まる、アルバム『I ♥ U』(2005年)の収録曲「隔たり」。

0.05mmの合成ゴムの隔たり」というのは言うまでもなくコンドームのこと。

アルバム『I ♥ U』では歌詞カードの歌詞がそれぞれの曲に関係したものの形にレイアウトされていて、この曲はコンドームの形だった。

「マシンガンをぶっ放せ」の歌詞で登場した「コンドーム」には半ばヤケクソな気持ちが感じられたが、この「隔たり」にはそんな荒々しさはない。深く思慮をめぐらす大人の男の姿が見える。

コンドームにまつわる出来事をここまで感動的に歌い上げた曲を、私はほかに知らない。

小林武史のストリングス・アレンジも最高。なんでもかんでもドラマチックにするんじゃねえ、と思うこともあるが、この曲は「さすがコバタケ!」と思わずにはいられない。

「隔たり」に登場する「Ah」はサビの前とサビの後。

特に長い間奏から2回目のサビが始まる前、2:18〜の「Ah」は至高。

「Ah」というより「あーあーうぁー」。これがあるからサビがより際立っている。

あまりにも美しいサビのメロディを導く「Ah」。

恍惚の表情で聴くことしかできない。

それにしてもいまや最薄は0.01mmと考えると技術の進歩はすごいですね。

I LOVE U
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SurrenderのAh

シングル『I'LL BE』(1999年)のカップリングであり、後にアルバム『Q』(2000年)にも収録された名曲「Surrender」。

この曲のCメロというか大サビは最高だ。

大キライなフュージョンで 泣けそうな自分が嫌 イヤ

に続く部分。

ちなみにこの「イヤ」は音的には「イヤァハ〜」という感じ。宇多田ヒカル「First Love」の「だはー」を思い出しますね。

大サビの歌詞はこれ。

暗闇を照らしてよ あの頃のように
君無しじゃ不安定なんだよ
一切合切を無くしても 構わないと思えてたのに
そう信じてたのに

君無しじゃ不安定なんだよ」の後に登場するのが渾身の「Ah」

切実な「Ah」からは、君無しで不安定になってる感じが伝わってくる。

たまりません。

Q
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デルモのOh Yeah

活動休止前の最後のシングル『Everything (It's you)』(1997年)のカップリング曲「デルモ」。カップリング集『B-SIDE』(2007年)にも収録されている。

この曲は傑作だと思う。カップリング曲の中では「Love is Blindness」と一二を争うほど好きだ。

活動休止前のアルバム『深海』や『BOLERO』の収録曲のような、どこか苛立ちを感じさせるボーカルがいい。同じ時期にレコーディングされたんだろうから当たり前だけど。

最後に繰り返されるサビの間に挿入されるのが「Oh Yeah」(3:49〜)。

歌詞でいうと、

心開ける人はなく 気が付けば一人きり
この間 また思ったの

というところ。「一人きり」と「この間」のあいだ。

吐き捨てるような「Oh Yeah」。
まさしく「Oh Yeah」。
これぞ「Oh Yeah」。

Oh Yeah!!

B-SIDE
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深海のOh

さて、ここまで挙げてきたのはどちらかというと派手なものだったが、最後を飾るのは地味な「Oh」。

アルバム『深海』(1996年)のラストナンバー「深海」だ。

シーラカンス
これから君は何処へ進化むんだい
Oh シーラカンス
これから君は何処へ向かうんだい
Oh シーラカンス
これから君は何処へ進化むんだい

2回目のBメロの「Oh」。特に「これから君は何処へ向かうんだい」のあとの「Oh」(1:53〜)。

一瞬なのでぜひ集中して聴いていただきたい。

この「Oh」は渋い。

いぶし銀の「Oh」といってもいいだろう。

当時26歳の桜井和寿の若さと渋さが同居した「Oh」は永遠のマスターピースだ。

深海
Mr.Children
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永遠に聴いていたい

ホンマ、桜井さんの叫びは五臓六腑に染み渡るで!

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