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朝日奈央がカメラ目線で歌う『MAMORE!!!』が面白い。惚れた。

けやき坂46のラーメン大好き・齊藤京子さんに惚れていた私だが、欅坂46とけやき坂46の関係を理解する前に新たなる女性に心を奪われてしまった。

元アイドリング!!! 15号の朝日奈央さんである。

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朝日奈央という人物

朝日奈央は1994年4月21日生まれの23歳(2017年12月現在)。

ファッション誌「ラブベリー」の2007年度専属モデルオーディションで特別賞を受賞したのち、2008年からフジテレビ発のアイドルユニット「アイドリング!!!」15号として活動、グループ卒業後はバラエティ番組を中心にソロで活躍している。

…というのはWikipediaに書いてあったプロフィールだが、私は朝日奈央のことを正直よく知らない。

『ゴッドタン』で産休中の松丸アナに代わってアシスタントとして登場しているのをたまに見かけるくらい。『水曜日のダウンタウン』でも何回か見たかな?

朝日奈央に心を奪われる映像

そんなよく知らない朝日奈央に心を奪われてしまったのは、ある映像を見てしまったからだ。

AbemaTV『矢口真里の火曜The NIGHT』第44回(2017年2月14日)である。

なんでこの番組のこの回を見たのかはよく覚えていない。リアルタイムではなく掃除か何かをしながら適当に流し見していたら最近たどり着いた。

この文章を読んでいるのも何かの縁だと思って、ぜひ見ていただきたい。29:58〜。

カメラ目線のMAMORE独唱

朝日奈央がこちらを見つめて歌っているのはアイドリングの代表曲『MAMORE!!!』である。

みなさんは『MAMORE!!!』のことをご存知だろうか。

2012年1月に発売されてオリコン2位にランクインした、アイドリング最大のヒット曲『MAMORE!!!』。

…というのはWikipediaに書いてあった情報だが、私は『MAMORE!!!』のことをぜんぜん知らない。聴いてもまったくピンとこなかった。

こんな曲。

ぜんぜん知らない曲をよく知らない女性タレント(アイドル?)が歌っているだけなのに、不思議な面白さと魅力があった。「何やってんだコイツ」と思いながら笑ってしまった。

朝日奈央の魅力とAbemaTVの魅力

朝日奈央の魅力

『MAMORE!!!』独唱には朝日奈央の魅力が溢れていた。

話し声と変わらず、どこから出てるのかよく分からない歌声。
カメラをしっかり見据えていながらも、どこか自信なさげな表情。
それでもサビを最後まで歌いきる勇気。

すべてが最高だ。

あらゆるアイドルはヘタクソでも生歌を披露するべきである。音程が外れていようがリズムがずれていようが、一生懸命な姿が観る者の心を打つのだ。

AbemaTVの魅力

そしてこの『MAMORE!!!』独唱にはAbemaTVの魅力も詰まっていた。

AbemaTVが誇るべきは「過激な毒舌」でも「下ネタ」でもない。「朝日奈央がどアップのカメラ目線で歌う20秒」だ。

これこそが「地上波テレビでは見られない映像」だ。

千鳥とフジモンが繰り広げたロング革ジャン対決と同じ。

台本があってないような生放送の(いい意味で)ダラダラとした展開の中に輝く瞬間が訪れるのだ。

次代のバラエティ女王

『MAMORE!!!』独唱に魅力を感じたのは私だけではなかったようで、朝日奈央は矢口真里がプロデュースするアイドルフェス「やぐフェス」のオープニングアクトに抜擢された。

歌うのはもちろん『MAMORE!!!』。

「こういうふうにしっかり準備しちゃうと朝日の魅力が出ないんだよなあ」と昔からのファンのようにしたり顔で言いたい気持ちもあるが、これはこれで良かった。(「やぐフェス」の動画は残念ながら配信終了)

なんか知らんけど「がんばれ!」と応援したくなる、というのはタレントにとって重要な資質だと思う。

『MAMORE!!!』の効果!ではないだろうが、チュートリアル徳井の『DTテレビ』やフジモンの『フジモンが芸能界から干される前にやりたい10のこと』など、AbemaTVのほかの番組でもアシスタントとして活躍の場を広げている。

ハライチ岩井曰くホリプロが造ったサイボーグであるこじるり(小島瑠璃子)のような完全無欠感よりも万人に受けそうな気がする。性格も良さそうだし。

次代のバラエティ女王は朝日奈央で決まり、かどうかは分からないけどがんばってほしい。

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