Frank OceanのSNLでのパフォーマンスが上質
やっぱり生演奏は人を惹きつける
アメリカのTV番組"Late Show with David Letterman"でのRadioheadの演奏がすごく好きだという話を書いた。そういう生演奏をしっかり観れる番組があるのはいいなあ、ということも書いた。
音楽の素晴らしさを伝えるのに、生演奏の持つ力というのはとても大きいと改めて感じた動画がある。
フランク・オーシャンのSNL(Saturday Night Live)でのパフォーマンスだ。
泣きそうなフランク・オーシャンに俺も泣く
まあ、ちょっと見てみてくださいよ。2012年の映像で今更感があるけど。
曲は、彼の代表曲"Thinkn Bout You"。1stアルバム"channel ORANGE"に収録されている名曲だ。
サビ。泣きそうな顔で高音を絞り出しているフランク・オーシャンを見てると、こっちまで泣きそうになってくる。気持ちを込めて歌ってる姿はそれだけで迫力がある。感情を揺さぶられる。
抑えたアレンジと演奏も素晴らしい。なんかうさんくさい言葉だけど、上質。上質ですよ、これは!
こういうのが公式に高画質でアップされているのもうれしい。
(2017/11/04追記)
…と思ったら消えとる!公式だと思ってたけど公式じゃなかったのかな?
各自、動画検索結果を確認してみてください。 → frank ocean snl - Google 検索
スタジオライブ映像をもっと!
実際に生で観るライブはもちろんいいし、いろんなアイデアが詰まったミュージック・ビデオもいい。
その中間にある、しっかりつくられたスタジオライブ映像というのは、もっとあっていいんじゃないだろうか。観客が撮ったライブ映像は山ほどアップされてるけど、ちゃんと撮られた、クオリティの高い映像が見たい。
バンドとか、歌で勝負してるシンガーにとって、渾身のパフォーマンスを見せるのは一番のプロモーションになると思う。スタジオでの収録なら映像も音もキレイに撮れるだろうし。
日本でも思い出すのが、ちょっと前にNHKでやってた宇多田ヒカルのSONGS。あの番組での宇多田ヒカルの歌も良かった。まあ生演奏ではなかったけど。
定着したリリック・ビデオに続き、スタジオライブ・ビデオも定番になってほしいなあ。