outoutput

ドキュメンタルとウーマンラッシュアワーに思う下ネタと時事ネタと面白さ

Amazonプライムビデオ『ドキュメンタル』シーズン4のエピソード4を観た。雨上がり決死隊・宮迫博之とスピードワゴン・井戸田潤が結構強烈な下ネタを繰り出していた。

『THE MANZAI 2017』でウーマンラッシュアワーが披露した時事ネタ(政治ネタ)の漫才とあわせて、感じたことを書いてみたい。

下ネタや時事ネタと面白さについて。

※当然ですが、個人の感想です。

スポンサーリンク

『ドキュメンタル』シーズン4の宮迫と井戸田の下ネタ

『ドキュメンタル』シーズン4、エピソード4

Amazonプライムビデオの『ドキュメンタル』シーズン4をエピソード4まで観た。

まだ最終回(エピソード5)が残っているが、シーズン2、シーズン3の面白さには及んでいないように思う。野性爆弾くっきーが活躍しているのは嬉しいし、飛び道具に頼らない会話の妙は楽しいものの、やはり奇跡的な(あるいは爆発的な)瞬間を期待してしまう。

そんなシーズン4のエピソード4で良くも悪くも印象的だったのが、雨上がり決死隊・宮迫博之とスピードワゴン・井戸田潤の下ネタだ。

なお、『Documentary of Documental』で松本人志は「『ドキュメンタル』のネタは下ネタではない」というようなことを語っていたが、ここではWikipediaの文言に従って、ふたりのネタは下ネタだったとして話を進めたい。

下ネタ(しもネタ)は、笑いを誘う排泄・性的な話題のこと。
下ネタ - Wikipedia

宮迫と井戸田の下ネタ。

直接的な表現は避けると、「ギンギンの宮迫」と「放出した井戸田」だ。下ネタに抵抗がないよ、という方はぜひ実際に動画でご確認いただきたい。エピソード4、44:30〜(宮迫)と50:30〜(井戸田)。

Amazonプライム会員でない方は30日間の無料体験もどうぞ。

ギンギンの宮迫と放出した井戸田、そして春日のカレー

「ギンギンの宮迫」は自身の不倫問題を無言のネタフリにしていて面白かった。今の宮迫だから面白かった。

「放出した井戸田」は面白くなかった。何かやってやろうとして、ただ出しただけに見えた。キラキラ光るCGの処理はちょっと面白かったけど。

ただ、どちらもシーズン3のオードリー春日の伝説の皮ネタ・カレーネタには全く及んでいないということは確実に言える。「春日のカレー」の面白さは圧倒的だった。

もちろん、井戸田のが一番面白かったという人もいるかもしれないし、どれも面白くなかったという人もいるだろう。不快に感じた人、悪趣味だと感じた人も大勢いるだろう。

パンツ脱ぐのもタイミング

当たり前のことながら、今回『ドキュメンタル』を観て改めて感じたのは、下ネタにも面白いものと面白くないものがあるということ。

20年近く前にテレビ朝日『わらいのじかん』のオープニングで松本人志と今田耕司が歌っていたように、「パンツ脱ぐのもタイミング」なのだ。

『THE MANZAI 2017』のウーマンラッシュアワーの時事ネタ

原発問題から思いやり予算まで

そして『THE MANZAI 2017』(2017年12月17日)のウーマンラッシュアワーの漫才。

福井の原発問題や熊本・福島の仮設住宅問題、沖縄の米軍基地問題、さらにはアメリカへの思いやり予算までを題材にした時事ネタ。

10月にルミネtheよしもとに行ったときに同じネタをたまたま観ていて初見ではなかったので衝撃はなかった。

オリラジの中田あっちゃんやキングコングの西野が、漫才(M-1)やコント(キングオブコント)、大喜利(IPPONグランプリ)のような松本人志が君臨する世界とは違うフィールドに目を向けているなか、ウーマン村本は漫才の中でも自分の興味がある政治的な方向に舵を切ったということだろう。

「タブーを破った」という興奮と面白さ

ウーマンラッシュアワーの漫才への反応で目についたのが「タブーに切り込んだ!」みたいな書き方。

そもそも「原発とヤクザ」とかまで踏み込んだならまだしも、今回のウーマンラッシュアワーのネタがそこまで過激だったとも思わないが、もし仮にタブーを破っていたとしても「タブーを破った!」という興奮と面白さは別物だ。

タブーを破ったからといって面白くなるとは限らない。

タブーを破った(ように見える)興奮で面白いと感じてしまうのは、吊り橋効果で相手を好きになったと勘違いしてしまうのと同じ錯覚だ。

ウーマンラッシュアワーのネタが面白かったのは政治的な内容だったからでもタブーを破ったからでもなく、ネタの構成とテンポが優れていたからだ。

政治的な内容のネタを披露したからといって必要以上に持ち上げられたり、もろもろの問題の反対派(あるいは賛成派)に利用されたりしないといいな、と思う。

優劣はない、好き嫌いがあるだけ

面白い下ネタもあれば面白くない下ネタもあるし、面白い時事ネタもあれば面白くない時事ネタもある。下ネタや時事ネタに限ったことではなく、歌ネタでもリズムネタでもなんでも同じ。

扱うテーマと面白さは必ずしも一致しない。

チンピラの立ち話でも面白い話は面白い。

そこに優劣はない。好き嫌いがあるだけだ。

さいごに

今年もそろそろおしまいですが、下ネタでも時事ネタでもなんでもいいから来年も面白いネタや番組にたくさん出会いたいものですね。

ちなみに、『ドキュメンタル』シーズン4で一番おもしろかったのはピンクの「毎度おさわがせします」Tシャツをふつうに着ているくっきーとクロちゃんが並んでいた瞬間、『THE MANZAI 2017』で一番おもしろかったのはナイツ土屋のやたら上手いカミナリたくみくん風ツッコミがキマった瞬間です。

あと、やっぱりもっと中川パラダイスがフィーチャーされたネタが観たいな、と思いました。

おわり。

こちらもどうぞ
スポンサーリンク
関連カテゴリー
関連コンテンツ
関連記事
post image

ドキュメンタル・シーズン3、オードリー春日の皮ネタが衝撃的

post image

小松純也と高須光聖が松本人志に訊く「ドキュメンタルとは?」

post image

松本人志「ドキュメンタル」の総合演出があの小松純也だった

post image

『ルミネtheよしもと』で人気芸人のネタを生で見て感動した

post image

Amazonプライムビデオで振り返るモヤモヤさまぁ~ず名場面

post image

Amazonプライムで振り返るM-1グランプリの歴代名作漫才

post image

『青春高校3年C組』を見て思う「テレビの終わりと始まり」

post image

オードリー・春日俊彰の公開プロポーズはなぜ感動的だったのか