さまぁ~ず大竹が語った羊と狼の映画「チリンの鈴」
2016年12月9日(12月8日深夜)の「さまぁ~ず×さまぁ~ず」で大竹が気になる映画の話をしていた。
大竹がさまぁ~ず×さまぁ~ずで語った映画
大竹が話していたのは「羊が狼に育てられる話」。
大竹の説明はこんな感じだった。
狼が村に来て、羊はみんなやられてしまう。子羊だけが狼に連れて行かれ、育てられることになった。
狼に育てられ、角が伸び戦う姿に変貌した子羊。
やがて大人になった羊は、村を襲うように命じられる。そのとき気づく子羊。
「俺はこいつらに育てられたけど、本当は…」
最後は育ててくれた狼を裏切り、角でザッと刺す。
狼は言う。
「分かっていたよ…。いずれこうなることは…」
…なんだ、その切ない話は!
(2017/03/01 追記)
Amazonプライムビデオを観てたら、「さまぁ~ず×さまぁ~ず」がラインナップされている事に気づいた。「内村さまぁ~ず」だけかと思ってた。
2016年12月8日放送の回。12:00頃から始まる桃太郎の話からの展開で、羊と狼の映画の話は14:00頃から語られている。Amazonプライム会員なら無料でみれる。
まだプライム会員でない方は30日間の無料体験もできるので、ぜひこの機会に。
アニメ映画「チリンの鈴」(やなせたかし原作)
気になったので調べてみたら、サンリオのアニメ映画「チリンの鈴」がそれっぽい。劇場公開は1978年。かなり古い映画だった。
あらすじ
あらすじをWikipediaから引用。
あらすじ
オオカミのウォーに母を殺された子羊チリンの物語。チリンは復讐のために牧場を出て、ウォーを探し当てる。最初チリンを相手にしなかったウォーだが、チリンが本気なのを知って、戦い方を教えてやる。
復讐心と殺しの技を身につけたチリンは、徐々に魔物の姿に変わってしまう。やがてチリンはウォーの手下として成長し、共に森を荒らしまわるようになるが、ウォーは最後の課題としてチリンに生まれ故郷の牧場を襲撃するよう命じた。
チリンの鈴 - Wikipedia
細部は大竹の話と微妙にちがうけど、たぶんこれで間違いないだろう。
子羊チリンは連れて行かれたわけじゃなくて、復讐のため自分の意志でオオカミのウォーに弟子入りしたらしい。ヴィンランド・サガのトルフィンとアシェラッドみたいな話じゃないか!
やなせたかし先生の絵本が原作
原作はアンパンマンの生みの親、あのやなせたかし先生の絵本。
絵本!
なかなかハードなストーリーだけど、まさか絵本だったとは。しかもすごく可愛らしい絵柄。ジャケ買いすると完全に騙されるパターンのやつ。子供の頃に見たらトラウマになりそう。
こんな可愛らしい子羊ちゃんが、殺しの技を身につけて魔物の姿に変わってしまうとは…。
映画版のパッケージもメルヘンチック。
変貌した魔物の姿がどんなものなのか分からないけど、ギャップがすごそう。アニメデモミー賞の最優秀やりすぎ賞にエントリーしてほしい。「チリン変わりすぎ」で。
深そうなテーマ
オオカミの名前がウォーっていうのが意味深。
ウォー。War。戦争。
なんか深いメッセージが込められているような気がする。
やなせたかし先生のアンパンマンにも隠された裏テーマがあったりするんだろうか。実はチーズがなにか重要なメタファーだったり。
絵本も映画も俄然見たくなってきた。忘れないようにしておこう。
DVDやゲームを断舎離してもらったAmazonギフト券で買っちゃおうかな?